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2010年09月 アーカイブ

日本の森林資源

日本の一般的建築用材は、針葉樹が大半を占めます。


家具やベニヤ板などの内装材には広葉樹が多く使われます。


気候的には恵まれない地域、あるいは熱帯林を主とした土壌が薄いか、せき悪な地域では、昔は美林もあったようですが、中国、インド亜大陸、インドネシアなどの東南アジア、中央アジア、アフリカなど乱伐により、砂漠化や無立木地帯が増大しつつあります。


戦後、急速に利用が増大されたラワン材などの熱帯林産材はインドネシア、フィリピン、マレーシアなどが主な産地です。


伐出の方法、跡地の焼畑農業、熱帯地方特有の悪質土壌などのため、森林として更新不可能、あるいは砂漠化のおそれがあることろがほとんどです。


南米のブラジルも、アマゾン流域は面積、蓄積とも世界一の大密林であり豊庫でしたが、財政不如意のため増伐が続き急速な減少傾向にあります。


跡地は大半、焼畑農業に変ぼうするため、土壌の極端な悪化と不毛地化が大問題となっています。


なお、両地域とも資源は急速に減少しつつあり、かつ熱帯林の破壊が世界の気象条件の悪化、土地の不毛砂漠化、その他森林の公益的機能の激減が及ぼす影響などについて、世界的論議の的となっているところから、今後は急速に輸出は減少するものと予想されます。


ところで、この地域からの木材輸出先は日本が最も多く、全体の50%にも及んでいます。

世界の森林資源

しかもそれらの伐跡地のほとんどが荒廃し、無立木地化して世界の気象環境に重大な影響を及ぼしつつある事実を無視することが出来ません。


日本の関係業界はもちろん、政府としてもこうした林業後進国の技術指導をはじめ、荒廃地の復旧と今後の伐採に当たっての荒廃防止について、十分責任を果たす義務があります。


温帯・寒帯地域は林業の主要地帯であり、一般建築用材向けの針葉樹林が多いですが、パルプ産業も多いです。

カナダは、蓄積は豊富であり、相当長期の輸出が可能でしょう。


アメリカは老齢林の蓄積や成長量もかなりありますが、地域によって針広の比率や樹種の違いが大きいです。


大別すると東部と西部に分かれ、東部は広葉樹が主体であり、地理的に対日輸出にはコストが高すぎます。


日本の需要に適するものは針葉樹ですが、西部は全国の針葉樹蓄積の約70%を占め、さらにその70%は連邦有林などの公有林です。


しかもアメリカの老齢樹のほとんどがここにあります。


現在の伐採量も成長量を超すものではありません。


西部はさらに太平洋地区とロッキー山脈地区の2つに分けられます。


そして太平洋地区の生産性がはるかに高いので、輸出力が強く日本向けも随分多いです。


しかもそれはほとんどが民有林からでした。


なお太平洋地区は西部の針葉樹蓄積の70%を、また全伐採量の83%を占めているといった実情です。

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