動物性食品
下肥が日常的に使われていた昔、お大尽さんのとこの下肥は五反百姓のそれよりも効くといういい伝えを、実際に科学的にたしかめた学者の話を聞いたことがあります。
ケルネルという人で、近代農学を日本に導入したひとりです。
すなわち、当時の官吏など、魚や卵などを食べることのできた人の糞にはリンと窒素が多く含まれ、当時質素な一汁一菜型の食事をしていた貧しい農民の糞はカリと食塩が%く含まれるというデータです。
このことは、いまの常識からすれば当然であろうが、当時の日本人に科学の偉大さを示すデモンストレーションとしては、十分であったと思われます。
いうまでもなく、動物性食品にはタンパク質が多く含まれ、タンパク質には窒素とリンが多く含まれているし、植物性食品には、燃やすとわかるように灰分すなわちカリが多く含まれています。
カリの代謝にはナトリウムが要求されるので、植物性食品をたくさんとる人にはナトリウムを含む食塩が生理的に要求され、また、主食の穀類を大量にとるためにも、労働の激しい当時のお百姓さんは、食塩を大量にとったことが理解されます。
さて、現代では食塩の摂り過ぎが騒がれていますね。
モリンガを活用して、日々の健康作りに励みたいものです。